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私にとってのMastery for Service



自分の基準にしがみつかず、多様な価値をもった人との交流や対話を通して、より幅広い価値の尺度に照らし合わせて自分を相対化し、自己の成長につなげることを心がけています。職業柄、さまざまな事情や多様な価値観や生き方をされている方のお話に耳を傾けてきました。世間で良しとされる価値観に適応していると安心なのですが、さまざまな立場の人の声を聴き多角的に物事を眺めてみると、新しい価値が創造されて、人生がより豊かになると感じています。現在は、治療や育児・介護と仕事を両立されている方が相談しやすいオンラインプログラムの開発を進めています。

近畿大学総合社会学部 教授

本岡 寛子さん

関西学院大学大学院文学研究科 博士課程前期課程 2001年3月修了
関西学院大学大学院文学研究科 博士課程後期課程 2007年2月修了

大学院在籍中より総合病院神経精神科などで、主に不安症やうつ病の方の心理的支援に携わりながら、その回復を目的とした心理療法の研究を行い博士号(心理学)を取得。関西福祉科学大学で8年間、2014年4月から近畿大学にて臨床心理士・公認心理師養成に携わりながら学生と共に臨床・研究活動を行っています。(株)みどりトータル・ヘルス研究所カウンセリングルーム所長を兼務。専門領域は、臨床心理学、認知行動療法、働く人のメンタルヘルス不調予防、認知行動療法。

  • 40代
  • 学校教員
  • 教育