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私にとってのMastery for Service








中学部時代に「マスターであれ。サーバントであれ。」と教えられました。私の仕事は社会のためになりそうな仕事とはいえ、紛争をなくして平和をつくる、SDGsを達成する、という課題を目の前にすると、自分の知識や経験、力不足を感じることばかりです。何かの力になるためには、自分がそれをマスターして極めるよう磨かなければなりません。一方、自分を鍛えることで、社会の見え方も変わって、違う景色が見えてきます。そこで自分が社会に果たせるサービスは何かをまた考えることになります。社会を変えたいと思って自分を磨くことで、自分が成長する、それが人を支える、社会を変えることにつながるという循環をめざしたいといつも考えています。

独立行政法人国際協力機構(JICA) 企画部次長

室谷 龍太郎さん

関西学院中学部 1992年3月卒業
関西学院高等部 1995年3月卒業
関西学院大学総合政策学部 1999年3月卒業

大学卒業後、JICAに入職。外務省出向、在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本大使館、JICA研究所、ルワンダ事務所等で、経済・社会開発のための国際協力を通じて、紛争を経験した国・地域での平和構築、難民・避難民支援、人間の安全保障の実現をめざす取組みに従事。平和構築室長等を経て、2024年1月から企画部次長。

  • 40代
  • 独立行政法人職員
  • 国際協力