地味な努力の積み重ねが
良い雰囲気をつくり、
良い雰囲気をつくることが
良いものを造る始まり
お酒造りに必要なものは経験やカンを含めた職人的な技かもしれないが、特に重要なものは人をつくることである。酒造りに和醸良酒という言葉がある。自分を磨きあげ、チームが楽しい雰囲気で造っていれば、必然と良いお酒ができあがってくる。酵母や麹菌がお酒を醸し、元気よく育ってくれるように環境を整えるのが人の役目。職人の厳しい世界ばかりを追求せず、楽しくまとまったチームで造ったお酒はぎすぎすせず、飲み飽きしない。古代から神事や生活の中にあったお酒を伝えていくこともまた使命である。
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