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私にとってのMastery for Service






社会に出ると、他者と意見が対立することは頻繁に起こりますよね。いろんな切り抜け方はありますが、やはり最初にめざすのは三方良しでまとまること。そのために私はまず相手の境遇を理解し、自分が相手の立場だったら何を望むか、から考えます。想像した自分の望みと相手の主張にズレがあれば、どこかに突破口があるはずです。どんな相手であっても寄り添い理解するためには、多様な経験を通して広い視野と高い視座を養う必要がありますが、そのトレーニングこそが“Mastery for Service(奉仕のための練達)”なのだと思います。

日産自動車株式会社 研究開発

長江 新平さん

関西学院大学文学部 2007年3月卒業
関西学院大学大学院文学研究科 博士課程前期課程 2009年3月修了

大学院修了後、日産自動車に入社。大学で学んだ心理学の知識を活かし、実験技術開発や信号処理技術開発、車両動性能設計などを担当。現在は自動車の知能化、電動化に関する技術開発に従事。2021年には「高速道路複数車線の運転支援システムの開発」で第71回自動車技術会賞技術開発賞を受賞。

  • 40代
  • 研究開発職
  • メーカー