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私にとってのMastery for Service



“よりどころ”を持つ人は強い、と社会人になって実感している。思うように進まない仕事に向き合うとき、胸の内でそっと唱える言葉が「Mastery for Service」だ。学生時代は校舎や校歌に当たり前のように刻まれていた標語に過ぎなかったが、今では迷ったときに立ち戻る原点であり、働き方の方角を示すコンパスになっている。現在、私は京阪神間を舞台に「鉄道×まちづくり」に携わり、公園や駅前広場など日常のすぐそばにある場所に、人々の「もう一つの居場所」「よりどころ」を生み出すことを自らの役割と捉えている。「奉仕のための練達」という訳語に背中を押されながら、磨いた知識や経験を、まだ顔も知らない誰かの小さな安心や誇りにつながる風景づくりに注ぎたい。道に迷ったときには、このスクールモットーに立ち返り、「誰のために練達するのか」を問い直し続けていきたい。

阪急阪神ホールディングス株式会社 営業職

野田 修太郎さん

関西学院中学部 2009年3月卒業
関西学院高等部 2012年3月卒業
関西学院大学法学部 2016年3月卒業

大学卒業後、阪急阪神ホールディングス株式会社に入社。エンタメ部門で営業企画/広報担当としてアミューズメント施設のリニューアル業務などに携わる。部署異動に伴い、2022年4月より、甲子園球場の「神整備」で知られる阪神園芸株式会社へ出向。公園の管理運営を行うパークマネジメントを担当し、公園をハブに、阪急阪神沿線の価値向上と持続的な賑わい創出に取り組んでいる。

  • 30代
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