視聴者に感動と興奮を
届けるため、
日々の積み重ねを怠らない
スポーツ中継の実況を担当していると、勝負の場面に宿る熱いシーンなどを、アナウンサーとしてどのような言葉を紡いで視聴者に届けるか、常に考えさせられます。私は、幼い頃から学生時代まで野球に打ち込んできましたが、同時にスポーツ観戦も楽しんできました。当時、テレビで見た高校野球中継の実況が伝えた情報で、ある場面の感動がより伝わってきた経験が忘れられず、だからこそ、日々の取材では、視聴者をワクワクさせることを意識して取材を行い、データや情報整理をしています。ゲームがおもしろく観られるようにと100%準備しても、どんな展開になるかわからないのが、スポーツの世界。用意したもののうち10%も放送の中で出しきれない時もあります。それでも、一瞬のプレー、そこに詰まった選手の想い、スポーツの魅力が溢れるような瞬間を逃さないために、日々準備し、発声や滑舌練習も怠ることはありません。すべては、視聴者の心に、スポーツの楽しさや魅力、感動を届けるため…それが私のMastery for Serviceです。
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