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私にとってのMastery for Service



中学部時代のある先生の言葉を今も覚えています。Mastery for Serviceは、人の役に立つために成長しようという話より、もっと厳しいものだ。むしろ、力なくしては誰のことも救えないという現実に、向き合い続ける生き方のことなのだ、と。その記憶は私がコピーライターという仕事を選ぶ原点になりました。中学部から大学、そしてFIGHTERSで出会った大切な仲間が、いつか何かを志した時に、その力になれる社会人になりたい。でも、もしもそれが、その人の人生を左右するほどのお金や、将来を賭ける場面だったとしたら。馴れ合いじゃなくて、他の誰かではなく自分こそが担うべきだと思える「力」を持っていなければ。22歳の時、コピーライターを仕事にしようと決めたのは、「友だちの仕事」に胸を張って手を挙げられる自分に、いつかなれると思ったからです。「好き」になれる仕事なら、自然と努力を続けられるはずだと思ったからです。卒業から10年経っても、まだまだ足りないことだらけだけれど、今でもずっと、そんな自分になりたいと思っています。誰かの勝負の瞬間に、誇りを持って隣に立てる、そんな自分にいつかなりたいと思っています。

AID-DCC Inc. コピーライター

池田 慧さん

関西学院中学部 2007年3月卒業
関西学院高等部 2010年3月卒業
関西学院大学社会学部 2015年3月卒業

大学卒業後、株式会社セプテーニ、株式会社ジェイアール東日本企画を経て現職。前職では石川県に赴任し、北陸新幹線・金沢敦賀間延伸開業にまつわるマーケティグ支援業務に約5年携わる。現在はコピーライターとして、企業のプロジェクトやコミュニケーション施策の中心となる言葉の設計に従事。OSAKA PRIDE PRODUCTS 2025、OCC新人賞、FCC賞、 #PoweredByPosts Japan 2022グランプリ等の受賞歴。西宮市在住。

  • 30代
  • クリエイティブ職
  • マスコミ